包帯とテーピングの違いについて

投稿日 | 2025年10月6日

こんにちは

スミタニ接骨院本院の山崎です。

本日は包帯とテーピングの違いや、どのようなタイミングで使い分けるかなどを伝えていきたいと思います。

 

「包帯(ほうたい)」とは、傷や患部を保護したり固定したりするために、布やガーゼなどを巻きつけるもののことです。

 

✅包帯の主な目的は次の通りです:

保護:外部からの細菌や刺激を防ぐ

圧迫:出血を抑えたり、腫れを軽くしたりする

固定:関節や骨折部を安定させる

吸収:出血や浸出液を吸い取る

一般的に「包帯」とは巻くための布そのものを指しますが、広い意味ではそれを使った処置(=包帯法)を指すこともあります。

👉 簡単に言うと「傷口やケガしたところを守ったり、押さえたり、動かないようにするために巻く布」です。

 

テーピングの目的

ケガの予防:捻挫や肉離れを防ぐ

再発防止:回復途中の部位を補強

応急処置:ケガ直後に関節を安定させる

リハビリ補助:正しい動きをサポートする

 

テーピングの種類

1️⃣ホワイトテープ(非伸縮テープ)

○伸びないテープ

○強力に固定することで、動きを制限

○例:足首の捻挫の固定

2️⃣伸縮テープ(エラスティックテープ)

○伸び縮みする

○筋肉や関節をサポートしつつ、ある程度動ける

○例:太ももや肩など大きな筋肉の補助

3️⃣キネシオテープ(キネシオロジーテープ)

○皮膚や筋肉と同じくらいの伸縮性

○血流やリンパの流れを促進

○動きを制限するのではなく「機能を助ける」目的

○よく見かける肌色のテープ

4️⃣アンダーラップ

○テーピングの下に巻く薄いクッション

○皮膚を保護して、かぶれやはがすときの痛みを軽減する

 

包帯との違い

包帯 → 傷を覆う・圧迫・止血・保護

テーピング → 動きを制限または補助し、ケガ予防やリハビリに使うことが多いです。

 

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