太ももの裏が突然痛いのはハムストリングスの肉離れかも？
投稿日 | 2025年05月7日
こんにちは！
南草津スミタニ整骨院です^_^
皆さんは、スポーツや日常動作中に「太ももの裏」に
突然激しい痛みが走った経験はありませんか？
それは、もしかすると「ハムストリングスの肉離れ」かもしれません。
本日はハムストリングス肉離れの原因・症状・治療・予防法について、
ご説明いたします。
ハムストリングスとは？
ハムストリングスは、太ももの裏側にある
3つの筋肉（大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋）の総称です。
主に「膝を曲げる」「股関節を伸ばす」動作に関与しており、
走る・ジャンプするなどのスポーツ動作に重要な役割を果たします。
肉離れとは？
「肉離れ」は筋肉の急激な収縮や過伸展によって
筋繊維が損傷する状態を指します。
軽度なものから筋断裂を伴う重度なものまで
症状の程度はさまざまです。
ハムストリングス肉離れの主な原因
・ウォーミングアップ不足
筋肉が温まっていない状態で急に動くと、
柔軟性が低下して損傷しやすくなります。
・筋肉の疲労
長時間の運動や不適切なフォームによって筋肉が疲労し、
柔軟性や出力が低下することで起こります。
・柔軟性の低下や筋力のアンバランス
特に太ももの前側（大腿四頭筋）とのバランスが崩れると、
ハムストリングスへの負荷が増大します。
症状と重症度の分類
- 軽度（1度損傷）：軽い痛み、筋肉の張り、歩行は可能
- 中度（2度損傷）：腫れや内出血、歩行困難、筋力低下
- 重度（3度損傷）：筋断裂、激しい痛み、歩行困難または不能
南草津スミタニ整骨院での治療法
南草津スミタニ整骨院では、損傷の程度に応じた
段階的な施術とリハビリを行います。
初期（急性期）
- 安静（RICE処置）
- テーピング・包帯による保護
- 軽度の電気療法・冷却療法
中期（回復期）
- 微弱電流・ハイボルテージ治療などで組織の修復を促進
- 軽いストレッチ・可動域訓練の導入
後期（復帰期）
- 筋力トレーニング
再発予防のフォーム指導や姿勢バランス訓練
再発を防ぐために大切なこと
- 運動前のウォームアップとストレッチの徹底
- ハムストリングスと大腿四頭筋の筋力バランスの調整
- 正しいフォームや動作の習得
■ まとめ
ハムストリングスの肉離れは、しっかりとした評価と
段階的な治療によって、早期回復と再発予防が可能です。
痛みを我慢して無理に動かすと回復が遅れるだけでなく、
慢性化のリスクも高まります。
**違和感を感じたら早めにご相談ください。**
当院では、スポーツ外傷に強い施術者が、的確な対応とリハビリ指導を行っております。
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